懐かしの大船渡線 写真募集中

 大船渡線の懐かしい風景、駅前通り、観光地、駅、車両などの写真を募集しています。メールでお知らせください。

 ● 目的

 眠ってる大船渡線沿線の懐かしい写真をご提供いただき、その当時の時代を振り返って身近な大船渡線を改めて見直していただくきっかけができればと思い企画いたしました。

 

  応募要項・注意事項

 ・写真は撮影された方、または正当に譲渡や保有されている方に著作権が帰属するものです。応募いただく写真は写真は撮影された方、または正当に譲渡や保有されている方から当サイトでの写真の使用を認められたものでお願い致します。応募いただく写真はこれらの問題がクリアーされているものとします。何らかの問題が発生しても当サイトでは一切責任を負わないものとします。

 ・ご提供いただいた写真の採用、不採用は当サイトの運営者で判断いたします。

 ・ご提供いただいた写真を当サイト内で使用する場合がございますのでご了解ください。

 ・ご提供いただいた写真を掲載する場合、「転載防止」として写真の下に「ドラゴンレール大船渡線(個人サイト)」と入れさせていただきますのでご了解ください。 但し掲載前に写真所有者(HP管理者・写真著作権保有者)に確認をし所有者の意向に合わせた形で掲載いたします。

 ●応募方法

 メールでお願い致します。写真データを添付しご提供いただける写真の作品の撮影年月日、撮影場所等の資料提供をお願い致します。タイトルがありましたらタイトル、撮影者名(掲載は致しません。)もお願い致します。 
応募、お問合せはこちらから→

映像を見る限り分かる範囲のことを書きとめてみました。映像をご覧になった方で、小さなことでも何かご存知の方がおられましたら、お知らせ下さい。貴重な映像ですので、様々な方に見て頂いて補足を増やしたいと思います。

なお、大船渡線の歴史については、当サイト「沿革」を参考にして頂ければと思います。

「沿革」http://www.ougonrail.com/enkaku.htm

この映像は東北文化財映像研究所から科学映像館へ提供されたもので、撮影日は状況から昭和8年12月15日。配信サイトである科学映像館の理事長様によると、撮影者は不明とのこと。8mmフィルム全盛の中で9.5mmフィルムは珍しい規格の映像とのお話でした。

大船渡線は、大正14年にまず、一ノ関〜摺沢間が開業し、その後徐々に東進し、昭和8年2月までに陸前矢作駅まで開業。その直後の3月に昭和三陸大津波が発生し、鉄道建設にも被害をもたらしましたが、同年12月15日に陸前高田駅を含む5駅(竹駒、脇ノ沢、小友、細浦)が開業。沿線は歓迎ムード一色に染まりました。

この撮影者は、一ノ関から列車に乗り込み、車窓から撮影しながら陸前高田駅まで来たようです。

15:12秒〜
真滝駅の映像が一瞬映ったようです。真滝駅の駅名標と駅員が映りましたが、駅舎は一瞬でよくわかりません。なお、真滝駅の駅舎は現在は建替えられており、無人駅となっております。そのあと、15:13秒あたりから列車が大きなカーブを走るところが2秒ほど映し出されますが、ここは真滝〜陸中門崎間にある見晴らしの良いところを進むカーブの地点と思われます。大船渡線でも有名な列車の撮影スポットの一つです。


 陸中門崎駅の映像です。映像に映っている駅舎は現在も現役で残っていますが、無人駅となってしまいました。トラック輸送など発達する前の時代で、鉄道が大きな輸送を担っていた時代です。俵やその奥に秤などが見えます。俵の中身は炭でしょうか?。

15:40秒
竹駒駅に到着した模様です。陸前高田駅のひとつ前の駅です。直前に一瞬映った山は氷上山と思われます。この竹駒駅は「請願駅」として陸前高田駅と同じ日に開業しました。

国鉄盛岡鉄道管理局15年史によると、「開通式が待ちきれず、標識杭が建てられた。当日旗行列を行ない、開通当日は竹駒神社を駅前に遷座し提灯行列に旗行列、村芝居等で3日3晩続いたそうだ。竹駒の人が高田から魚を買っての帰路、改札口で2枚の切符をさしだし、1枚は魚の分だといったという」などの話が残されているようです。
これより昔、大正時代にここから遠野・川井方面へとつなぐ鉄道が計画されましたが、実現することはなく、幻の鉄道となりました。実現できなかったこの路線は、後に戦後になって、国鉄バスとして長い間運行されましたが、現在は岩手県交通がその役割を担っています。映像に映っている竹駒駅舎も昭和61年に簡易の待合室に建替えられて今は無人駅となりました。

15:48秒〜
陸前高田駅のホームの映像と思います。入線してきた機関車は8600型と言って通称「ハチロク」と言われた機関車です。陸前高田駅の駅舎は前年の昭和7年2月には完成していたようで、この駅舎は現在でも当時のまま健在で、みどりの窓口があり、日中駅員1人が配置されています。

15:58秒〜
以降の映像はすべて陸前高田駅前通の映像ではないかと思います。お御輿が映っていますが、これは地元の氷上神社の御輿だと思われます。

17:14秒〜
以降は、京都の祇園のような風流山車が映っています。「陸前高田市史編集委員会 編 『陸前高田歴史探訪』陸前高田市 2002年」によれば、「口伝によれば、文化12年(1815)に氷上神社の神階位(正一位)の宣旨受領のため、京都に上った関係者が、同地の華麗な山車に刺激され、これを模して「高田山車」を造ったとされ、また明治の初期に、高田の豪商が伊勢参宮の道すがら、京都に立ち寄ったところ、山車の見事さに感銘し、これを模したものを店頭に飾ったことに由来するという口伝もあります。」とあり、諸説あるようです。山車には源平合戦など、歴史上の名場面が再現されています。現在もこの風流山車を使った5年祭が5年に一度行われています。

おそらく、この日は大船渡線開通記念にあわせて特別に山車が駅前を練り歩いたのだと思います。」

開通日は、12月15日でしたので、皆厚着をしているのが分かります。

16:05秒
「祝・鉄道開通」の下には「高田合同運送株式会社」と書いてありますね。そのあと「陸前高田駅外四駅開通」と書いてあります。この日は、陸前高田駅の他、竹駒駅、脇ノ沢駅、小友駅、細浦駅までが開通しました。

16:25秒
日の丸の旗を振る子供達の姿が映ります。陸前高田市立博物館に残されている当時の各尋常高等小学校の学校日誌によれば、この日は鉄道開通のため、最寄り駅まで生徒たちが見学に行ったとの記録が残っているようです。

大変な賑わいの中、近代文明の象徴が当地にやってきたことを喜ぶ人々の興奮が伝わってくるようです。盛大な歓迎ぶりから、いかに鉄道開通が待望されていたかがわかる映像だと思います。

懐かしの大船渡線
 

 懐かしい大船渡線沿線を動画でご紹介

平成21年4月13日更新
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15:15秒〜

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NPO法人 科学映像館を支える会 

昭和8年の国鉄(当時)大船渡線 ・陸前高田駅 の開通記念行事式の様子

映像解説 副管理人・リアスの汽笛


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大船渡線関係は15分02秒からスタートします。